FXで勝つためにリスクとリワードを考慮することは、トレードの成功において非常に重要というより必須です。ただ手動で計算することは結構大変です。リスクリワード比率を自動計算するインジケーターを使用することで、トレードの計画を立てやすくなります。
さらに言えば、まず第一に考慮すべきは、どれだけリスク(損失)があるかということです。リスクの取り方としてはFX会社に預けている証拠金の2%あるいは5%に抑えるというよく知られたルールもあります。
またそのリスクに対してどれだけリワード(利益、報酬)を得られる見込みなのかでそのトレードの期待値も異なってきます。FXではそのトレード一回限りの勝敗が問題なのではなく、一定期間で常に利益が得られるかが問題なのです。つまり平均的なリスクリワードが高ければ勝率が低くてもいいわけです。
このインジケーターでは、リスクリワード比率を固定するか、変動させるかを選択することができます。固定する場合は、リスクとリワードの割合を指定します。例えば、1対1や1対2などです。リスクを固定することで、損切りのストップと利確のリミットの価格位置を自動的に計算することができます。
また、リスクリワード比率を知る場合は、エントリー位置とストップ・リミットの価格を指定することで、リスクリワード比率が表示されます。これにより、エントリーするべき価格を判断することができます。
このインジケーターを使用すると、実際の取引数量から損益を円換算で表示することができます。例えば、ユーロ円を1万通貨持っていた場合、100pips動くと1万円の損益となります。しかし、ユーロドルの場合は、1万通貨はドルとなるため、円換算(現在のドル円のレートを掛け合わせる)する必要があります。
また、エントリーしたロット数を指定することで、どれだけの損益が出るかを表示することもできます。
このインジケーターでできること
何を固定にするか、もしくは変動させるのか。割合を固定にするのか、ピップ数で固定にするのかによって、5種類の選択があります。
1.リスクリワード比率を固定する(パラメーターは固定)
リスクリワードを固定して、損切りのストップを移動させた場合には利確のリミットの価格位置が自動的に分かったり、利確のリミットを移動させた場合には損切りのストップの価格位置が自動的に分かります。
2.リスクリワード比率を知る(パラメーターは変動)
ベースとなるエントリー価格を決めた後、リミットとストップを指定することで、リスクリワード比率が分かります。
3.リスクリワードを固定(ピップ数で固定)
ストップは10pips、リミットは20pipsにしているという場合はこれです。
4.リスクを固定(ピップ数で固定)、リワードは変動
リスクを例えば10pipsと限定させ、リワードを伸ばしたいというときにこれを選びます。
5.リスクを変動、リワードは固定(ピップ数で固定)
上記と逆のパターンです。
めざしているリワードに対してどれだけのリスクを冒せるのかを計算します。
その他の便利な機能
エントリーを現在価格にする
エントリーを指値、逆指値注文ではなく、成り行きで注文したときのリスクリワードを自動的に表示できます。
実際の取引数量から損益を円換算
実際にエントリーしてみてどれだけの利益が発生するのか、または損失をだしてしまうのか、知りたいはずです。
これがクロス円の場合は計算しやすいと思います。例えばユーロ円を1万通貨持っていた場合、100pips動くと1万円の損益となります。しかしユーロドルとなった場合、1万通貨はドルとなり、円換算(現在のドル円のレートを掛け合わせる)しないといけません。これが簡単に計算できます。
詳しい説明は作者のブログとYoutubeを参照してください。
ともかく、このようなインジケーターが無料で提供されているので、作者(FXキーストン様)に感謝して利用しない手はありません!!
作者のブログはこちら↓↓↓
https://www.fxnav.net/mt4navi/risk_reward_ratio/
作者のYoutubeはこちら↓↓↓